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私のホームページ 『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』
大学卒業式・母と - コピー【母と短大卒業の日に(33年前)】 
『母が重篤!』
 

 『12月定例議会』での私の一般質問が終わって間もなく、マナーモードにしていた携帯電話が静かに震えたのです。
この時間(タイミング)で夫が寄こす訳がないな、と訝りながらちょうど時間があったので携帯に出たのです。
すると古里の訛りの懐かしいイントネーションで、実家の兄の声が響いて来たのです。
「かぁちゃんが大変なことになっている。」、と!
 兄貴から前置きも無く開口一番そう言われたが、ピンと来なかった・・・?
「えっ、かぁちゃんが何したって?」

  よく聞けば、”ディサービス”に通っている母が、施設内で食事中に誤嚥をおこして、心肺停止になったそうなのだとか・・!
「心肺停止?!」思わず私の声が高くなったのですが仕方ありません。
兄の話しがもう一つ要領を得ないので、帰宅してから詳しく訊く事にしたのです。

 まるで時計の針が進んでいないと思うしかないような時間がすぎ、やがて私は家路を急いだのです。
家には夫がいる。

 意外に想われる人が多いかも知れないけれど、私の夫は”火急の時”には、発生した種類を問わず、冷静沈着で適格な判断がけっこう出来るのですよ。
 胆が座っていると云うか、経験が豊富と云うか、例えそれが急病の人に対しても、目を覆いたくなるような事故現場の怪我でも、火事や災害でも。
 私がどんなに焦っても、それ等を見越した上での判断が出来る人なのです。
残念ながら、比較的重い身体障害者ですので介護を必要とするのですが、そばに介助者が居れば、十二分に役に立つ事請け合いです。(身贔屓が過ぎるでしょうか?でも私は本気でそう思っているのです。)

 さっそく夫に話したら、鋭い経過と現状との質問が飛んできて、驚く事に私が言ってもいない母の現況を言うのです。

さすが・・・と思いました。

 「とにかく明日のお前(私)が、議会人としての務めを果たしてからしか動けない。入っている予定は全てキャンセルして、母ちゃんに行く事を最優先する」
 「予測だが、誤嚥と言う事だが、おそらく食道ではなく気道の方に食物が詰まったものだろう。心肺停止の状況でAEDでの蘇生に成功したと言っても、その間の時間の経過が問題であり、自発呼吸が確保されていない現状はかなり厳しいのではないか。」
 「定かでは無いが脳の損傷が予測されるが、お前(私)は取り乱す事のないようしっかり公務をこなし、母ちゃんを見舞いに行こう。」

 変な話しになるけれど、私が詳しく母の状況の予測を夫に訊くと、「表現の仕方に問題があるが、いわゆる”植物人間状態”や”脳死状態”が予測される。従って生きているからと言って過大な期待は禁物だ。医師団(高度救命病院)を信頼するしかないな。低体温療法を施していると言ったよな?それだって限度があるし」・・・・・・

 「しかし問題は、”ディサービス”センターだなぁ。母ちゃんの異変に気付くまでの時間と、その処置の素早さが全ての鍵を握っているのだが?」・・・・・・
「だがどうしても合点がいかないのは、処置とかのそれ以前の問題として、3っつほど直ぐ頭を過ぎるんだよなぁ」
 
「食事の作り方(食材をある程度、噛まずに咀嚼できる大きさに作っていたのか?)や食べさせ方(急がせずゆっくり時間をかける)や、あるいは付き添っていたのかどうか?に疑問が大いにあるが、今はそれを言っている場合ではないだろう」と答えてくれたのです。

 どの程度、夫の言っている事が当たっているかが問題ではなく、動転している私の心の支えになってくれるのが頼もしいし、適当な表現では無いかも知れませんが、ある程度心が安定したのです。
この間、口論したのが、嘘みたいな私たちです。

”そうだよね、母ちゃん。
明日行くから、がんばっていてね。
 だんだん忘れる事が多くなって来ていても、夫だけは「ただしさん」とキチンと言えたよね母ちゃん。
その夫も大変心配していて、一緒に行くからね。
 母ちゃんのところに着くのは午後6時頃になると思うから、ちゃんと待っていてね。
きっと大丈夫だよ、母ちゃん!
明日、行くからね、笑顔で話せると良いね、母ちゃん!”
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