上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私のホームページ 『阿部りつ子の女川町(おながわ)便り』

女川町への海外からの支援に想うこと!
~エクス・アン・プロヴァンス~
【プロヴァンス地方の歴史的首都、そして大学都市、非常に豊かな建築遺産を保存している街】
エクス・アン・プロヴァンス

 皆さんはフランスのエクス・アン・プロヴァンス(エクサン・プロヴァンス)という名の街をご存知でしょうか?
フランスの南部に位置し、人口13万人の古くからの伝統のある街だそうです。
 穏やかな生活環境と、形容しがたい南仏の明るい陽光が数多くのアーチストたちを魅了してきたそうで、エクス・アン・プロヴァンス周辺の独特の風景が、かの有名な画家ポール・セザンヌのキャンバスに深い影響を落としたそうです。

 その街に、著名な画家のモニック・ファイヤールさんと言う方が会長をなさっている日仏文化協会があります。
 その協会の関係者の方が私のホームページを観たというご縁で、モニック・ファイヤールさんの意志を実現したいと、女川町への支援のお話しが舞い込んできました。
お互いの意思を介して下さっている方は、T・真希子さんという女性です。
お会いした事はありませんが、数度に渡るメールのやりとりで、本当に心の美しい国際人だと容易に思う事が出来きました。

 異国の地に・・・フランスにすっかり溶け込んだ暮らしをしているだけに、私は尊敬の念を抱きました。
そんな彼女の日常こそがモニック・ファイヤールさんを初めとした周囲の人達を動かし、甚大な被害を受けたであろう東北の町の子供達を励ましたい、支援したいと心配して下さっていたのを具現化したのだと想います。
そしてわが町に、その白羽の矢が当たったのです。
今を生きる地球人として、何かお手伝いをしたい、との事でした。
 本当に日仏文化協会会長であられるモニック・ファイヤールさんと、その仲間の方々に感謝の言葉もありません。
正に、地球は小さくなった事を実感しました。

 ですから私達日本人の今後は、国内だけの狭い考え方ではなく、地球の裏側で起きている事などにも、注意を払っていく生き方が求められていると想います。
もちろん、自分の足元の事が大事なのは言うまでもありませんが。
ウガンダでの、邦人の井戸掘りの偉大さと重要性
【完成したばかりの井戸の周りに集まる住民たち】
uganda_井戸

  ところで先日、私は、私にとって考え直させてくれるドキュメンタリーを観ました。
所はウガンダ。
乳幼児の死亡率が10数%と言う国で、その原因のほとんどが飲み水にあるのだそうです。
 ある集落では、自宅から3㎞も離れた水汲み場に、子供達が日に3度も4度も水汲みにいっていました。
虫の死骸や木の葉の浮かぶ泥水を、かき分けすくって持参の容器にいれるのですが、子供達はその場で喉の渇きを癒すため、その泥水を呑んでいるのです。
正視に堪えない映像でした。
 しかし、その水は、家族の生存に必要な飲料水であり、食事の用意に使われ、さらに食器を洗ったり、体を拭いたり、最後に洗濯と、余すことなく使われていました。

 そこに、日本の凄腕の管工事の老職人が現れ、集落の青年たちと一緒に井戸を掘ったのです。
2週間ほどの工期の後に、遂にきれいな水を汲み上げる事に成功しました。

 子供達は瞳を輝かせて生まれて初めて綺麗な水を飲み、「おいしい」と満面の笑みを浮かべました。
もちろん大人も同様でした。
そして、自衛隊の海外派遣を考える
【大震災一週間後に、遺体を収容する自衛隊=石巻市湊地区にて】
x-110317 itai-shuuyoh-jieitai-minato - コピー

 そして、ふっと思った事があります。
東日本大震災で、女川町では人口のほぼ一割の方々が犠牲になりました。
その状況下、人命救助や遺体捜索、そして避難者への救援・支援に自衛隊は多大な貢献をしたのは事実であり、その存在を町民は目に焼き付けたのです。

 しかし現今、日本の海外支援というと、イの一番に自衛隊派遣が話題・問題にあげられますが、本当にそれで良いのでしょうか。
海外で井戸を掘ったり医療に尽力なさっている邦人の方々は口ぐちに、武器を携行し武力行使が可能な自衛隊の派遣に否定的ですし、むしろ様々な支援をしている方たちの活動の支障になるという事です。
 
 わが日本の真の国際貢献とは、民生面の援助・支援ではないでしょうか。
世界各地で現地の人々の生活向上に尽力なさっている方々は、非武装だからこそ現地の人々と友人になれ歓迎されているといいます。
 このような非軍事的国際貢献こそが、日本が海外に大いにできて最も感謝され、そして尊敬される道に通ずるのではないでしょうか。
私はそう信じています。
 
今回の東日本大震災による甚大な被害に対する海外からの多くの支援を受け、つくづくそう思いました。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://rikkotan.blog14.fc2.com/tb.php/66-06874b2b
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。