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私のホームページ 『阿部りつ子の女川町(おながわ)便り』

偉大なる詩人、”みちのく赤鬼人(せっきじん)”作
『今日のことばと明日の希望』
【3月11日、巨大津波に呑みこまれる私たちの大切な町、女川】
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 私には、心の底から尊敬する詩人が、石巻市におられます。
その名は、『みちのく赤鬼人(せっきじん)』です。
詳しく、そのペンネームの由来をお聞きした事はありませんが、東北人としての誇りを感じます。

 先生の職業は弁護士ですが、文字通り「弱きを助け強きをくじく」という人権派の弁護士です。
私はいろいろな悩み事を抱え苦しんでいる人たちの相談に乗りますが、最終的にお世話になるのは先生に、です。
超多忙な中、それでも先生は快く相談に応じてくれるのです。
 そんな先生ですから、実に多くのさまざまな会の責任者や相談役を引き受けておられます。
先生の名があるだけで、その影響力は計り知れないものがあるのです。

 その先生が、私の町議選出馬にあたって2編の詩を、創って下さいました。
前回の選挙の時も創って頂きましたが、今回は特に異常な事態の中での選挙でしたから、余計心に響くものでした。
身に余る光栄だったのはもちろんでしたが、それと同時に我が身の引き締まる思いが強くしました。

 そしてまた、この詩編を埋もれさせてはならない、多くの人に読んで頂くべきだと思いました。
今日はその内の、短めの方の詩をご紹介致します。
もう1編は長いのですが、日を置かずにご紹介致します。
【6月12日、小学校の合同運動会=走れ、あしたに向かって懸命に!】
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”今日のことばと明日(あした)の希望”
                    みちのく赤鬼人(せっきじん)

眼(まなこ)の底に しっかりと刻み込め
ガレキと化した街の姿を
ガレキに挟まれ波に呑まれて奪われた生命(いのち)を
胸の底に しっかりと刻み込め
悲惨とか惨劇とか惨状とかではなく
もっと深く もっと激しく
この理不尽な姿を表現(あらわ)す 自分の言葉を刻み込め

言葉が見当たらないとは言うな
言葉を失ったとは言うな
無惨な街を他者に伝える言葉を探せ
町の文化が流れたことを
家族の歴史が流れたことを
人の生命(いのち)も流れたことを
他者に伝える言葉を探せ

地獄を見た と 人は言う
まるでヒロシマ と 人は言う
まるで戦場 と 人は言う
生き残っているあなた と わたし
明日(あした)について 語り始めないか
希望について 語り始めないか
生きている今と 明日への希望

明日につづく わたし達の生命
希望を求める わたし達の生命

                     2011年10月22日(土)


 今、私は、大震災と巨大津波の前で言葉を失っていても当たり前だと思っていた自分を恥じています。
それがどんなに大きな誤りであるか、という事を先生の詩によって気付かされました。
 どんなことばでも表現できない大自然の猛威だとすれば、千年に一度とも言われる巨大災害を後世の子々孫々に伝える意志がない事と同義ではないのでしょうか、と思ったのです。
どんな事があっても風化させる事があってはならない、と思います。
 私の拙い文章でも、折に触れて書いていこうと思っています。
それが、巨大津波から生き残った私たちの最低限、やらねばならない責任でしょうから。 
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