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私のホームページ 『阿部りつ子の女川町(おながわ)便り』

驚かない原発の”やらせ”、そしてさよなら原発
【明治公園を埋め尽くした人・ひと・ヒト=共同通信ヘリ】
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 少し古い話しで恐縮ですが、去る7月29日、中部電力が『開き直り暴露』した国(経産省原子力安全・保安院)主導の、原発プルサーマル導入計画住民説明会での〝やらせ〟が大きなニュースになりました。
 そして私たちの住む東北電力でも「あった」として、9月30日に発表しました。
女川町では、平成18年10月と平成22年1月31日の説明会が該当します。

 私と夫は、その種の説明会やシンポジウムを欠かした事はありませんが、そのニュースを聞いても全く驚かず、やっぱり、としか思いませんでした。
何故なら女川町で開催された時には、夫といつも話しあっていました。
「どう見ても、地元の人間は少ないな」「ほんとね、見たことのある顔が少ないわ」。
それはそうです。
人口が少ない町ですから、町の人間だったら大概察しがつくのですから。

 それで夫は平成22年1月31日に開催された『プルサーマルの必要性、安全性及び耐震バックチェックに関する住民説明会』を分析して、ブログ=(リンク) に書いています。
詳しくは、夫のブログを読んで頂ければよいのですが、それを引用結論を言えば、
≪『説明会』への参加者493名(石巻市125名、女川町216名、県内124名、関係者28名)プレス:13社20名。
地元女川町在住の参加者でアンケートに応じたのは216名中72名で、その比率は33%。参加人数216人は、女川町民比で2%有るか無いかであり、またアンケートに応じたと考えられる72名という数字は、これもまた驚くほど住民比率が低く、0,7%前後である。いくら小さな町とは云え、どう見ても町民の意思・意向を反映しているとは思えない数字である。≫

 それでも国(経産省原子力安全・保安院)は文書の結びで 『アンケート結果を見ると、プルサーマルの必要性などについて、地元住民の方の理解を深める上で一定の効果があったと考えられます。』と書いています。
それをもとに町長は、驚くことに「地元住民の理解が深まった」と言って、プルサーマルの導入を容認したのです。

 けれども結局、東北電力や経産省は”動員”や”やらせ”があった事を認めざるを得ませんでした。
東北電力は『原発に理解のある地元住民に、本人の同意を得た上で~中略~発言をお願いした』と発表しました。
私はその時の発言者をはっきり覚えていますが、その人は今、どう思っているのでしょうか。
はっきり言えば、恥ずかしくないのでしょうか。
当然、町長の原発容認判断の根拠が崩れたのは、誰がみても明らかです。
【全世界に衝撃と恐怖を与えた福島第一原発1号機に続き3号機が水素爆発】
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 そして、福島第一原発の1号機~4号機までの連鎖的過酷事故はいまだ収束のめどが立っていません。
もはや、民主党政権の大本営発表=(リンク)
を信用する国民は少ないのは明白であり、民主党が一昨年の総選挙で政権交代を果たした時のマニフェストに書いてある原発の新増設は到底国民から許されない暴挙といえ、定期検査で停止中の既存原発の再稼働も困難な情勢です。
『さよなら原発5万人集会』を無視したマスコミ

 さて皆さん、東京電力福島第一原発事故から半年が過ぎました。
原発を推進してきた御用学者たちは、すっかりマスコミから姿を消しました。
今はどんな顔をして、若い学生たちに講義をしているのでしょうか。
想像するだけ寒気がします。

 そんな中、原発に依存する社会からの脱却を訴える「さようなら原発5万人集会」が9月19日、東京都新宿区の明治公園で開催されました。(最初の写真)

「原発再稼働は許さない」「海・空・大地を守ろう」「いのちが大切」とアピールしたのです。
集会には日本共産党から、志位和夫・委員長や市田忠義・書記局長なども参加して、参加者と交流しました。
 私も参加したかった集会ですが、身障者の夫を抱えて行くわけにもいかずあきらめましたが、これだけの大集会ですから、当然、当日のテレビや翌日の新聞で報道されると想い、そのニュースを楽しみにしていました。
【反原発を明確に言い、行動することで有名な俳優・山本太郎氏】
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 集会は、主催者側の予定をはるかに上回る6万人もの人々が参加し、膨れ上がりました。
この種の集会としては国内最大規模の大集会にも関わらず、テレビや新聞の大マスコミの多くが報道しないか、報道してもホントに小さな扱いでした。

 ある程度、大マスコミの体質は理解していたものの、これほど堕落しているとは思っていませんでした。
大マスコミとは、現在国民がどっちの方向を向いているかを、意図的に隠す体質だと明らかになりました。
そして一部の利益集団のために、国民を意図的にミスリードする役割を担っている事も判りました。

 そうは言ってもNHKはともかく、民放はある意味納得がいきます。
何故なら、3月11日当日の東日本大震災発生に伴う福島第一原発の世界史に残る大惨事が起こるまで、電気事業連合会(電事連)のコマーシャルを、連日連夜放送してきたのであり、テレビ局にとっての大切なスポンサーだったからです。
ですから、電事連に逆らうことをためらっていたのですが、しかし段々世論に押され、原発に否定的な学者を出演させるようになりましたが。

 しかし私と夫の受けたショックは大きいものでした。
NHKと民放のどのニュース番組を観ても放送されませんでしたし、翌日の新聞も同様でした。
正にNHKよ、お前もか、の心境でした。
まともに報道したのは、『しんぶん赤旗』だけでした。

 また、一見華やかに見える芸能界も、その素顔を垣間見せました。
『反原発運動をした』、として芸能界から冷たい扱いを受けている俳優の山本太郎さん(36)は、「今の日本の政治は1人の命や安全を無視している」と脱原発を訴え、参加者とともに「原発反対、子供を守れ」と、シュプレヒコールを上げました。
彼の芸能界における仕事量は十分の一に減ったそうですが、ご本人は俳優業を諦める覚悟があるとか、聞いています。

 もっとも私たち夫婦は彼の考え方を全部知っている訳ではありませんし、伝え聞いた話しでは意見が合わない部分もありますが、職業を諦めても反原発を訴える姿は、評価したいと思っています。
 いずれにせよ、世界の潮流は脱原発であり、国内でも原発から距離のあるところに住んでいても、一旦過酷事故が起きたら、狭い日本では逃げ場がない事に多くの国民が気づきました。

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