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私のホームページ 『阿部りつ子の女川町(おながわ)便り』

6月11日、進まない復旧・復興にいらだつ被災者
【6月2日、衆議院本会議の前、鳩山・前総理の後ろを厳しい表情で通る、菅首相】
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  日本の、そして私たちの生活を一変させた「あの日」から、早いもので3ヶ月です。
死亡者やそのご遺族はもちろん、いまだ行方不明の方のご家族のご心痛は計り知れず、改めてお悔み申しあげます。

 今回の大震災は人類にとっての第4の革命の起因になるとも言われています。
第一は農業革命、第二は産業革命、第三はIT革命、そして今回の大震災が第四の革命、つまり「エネルギー革命」になるだろうといわれています。
私たちがこれまで突き進んで来た、あくなき利便性を求める野放図なエネルギー消費が劇的に変化して、省エネ・節電社会になるだろうと言うことです。
 また日本は地震国ながら発電源では原発先進国で、絶対事故は起きないという「安全神話」を振りまいて来ましたが、福島第一原発事故でそれはものの見事に崩壊し、全国民が原発への不安と、政府及び官僚機構=経済産業省原子力・安全保安院や電力会社及び施設設計製造メーカーへの不信感は、拭えないほど生まれました。
 発生3ヶ月後も放射性物質を出し続け、制御できない未曾有の人災事故が進行中です。
そして、それがどこに飛び火するかも、予測しているはずのデータも公表していません。
 
 原発先進国を自任し、世界中に輸出しようと目論んで来た民主党政権の、政策破綻は明白です。
日本で起こったこの人災を見た世界中で、ヨーロッパを中心に脱原発の動きが急加速しています。
そして当然の如く、日本でも大きな声になってきています。
 太陽光や太陽熱、風力や従来の水力や海の波や潮位差や利用する、あるいは地熱やバイオマスなどのさまざまな再生可能エネルギーの普及に期待する人々が爆発的に増えて、今や、それが国際社会では主流になっています。
【三ヶ月後も廃墟の城のような、女川町役場】
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  ところが、大震災のおそらく人類が過去に経験した事のない被害が、国民の生命、財産を守るはずの政府によって、むしろ拡大しれいるのが実態です。
 巨大津波を記した過去の文献を軽視した(無視した)、市街の形成による甚大な人的・財産的な被害。
そしてそれらを無視して追い打ちをかけた、原発の過酷事故による、夥しい被災者の苦悩は計りしれず、前途に悲観して自ら命を絶つ人が出ても、痛痒も感じない政府。
それから、忘れてはならない大震災そのものの被害、例えば都市部の乱開発における液状化現象による被害。

 
 多くの被災者が塗炭の苦しみに「現状を早く、どうにかして欲しい」と悲痛な叫びを上げている最中、国会では菅首相の退陣を巡って混乱し、被災者からは「痛みの分らぬ人間が政治」「与野党が協力し、早く震災復興に取り組んで欲しいのに、与党内で政争を続けているようではどうしようもない」(新聞=河北新報)との怒りと落胆の声が大きくなっています。
 共産党は、衆議院に内閣不信任案を提出した自公が、「可決したらどんな政権を作るのか展望が示されていない」「震災・原発対応を行う」と言いますが、まともな安全対策もとらず原発を大増設し今回の事故を招いたのは自公政権であることなどを指摘し、「あまりにも被災者不在・党略的・無責任」として、採決には棄権しました。

 被災地・被災者置き去りの政争はうんざりです。
被災者目線に立った救済策が一日も早く成立する事を、被災地は求めています。
 海外からも称賛される良識を持つ多くの国民が、「国難の時に政争は止めて」と、両方を批判しています。
ところが毎日のニュースを見ると、日々「菅首相はいつ辞めるか」がトップで、三ヶ月も経った今は、被災地や被災者の事には、移り気なマスメディアがたまに取り上げるだけで関心が薄れているのが明白で、とても悲しく思います。

 私の住む女川町も国の政治に翻弄されて、町役場の職員たちも国の政策の方向が見えないから、被災者中心にと思っても、なかなか一地方自治体では判断できないで苦慮していると言っています。
 彼等の中にも、妻や子供や両親、そして家をなくした被災者が多くいます。
それなのに、涙をこらえて被災者のためにがんばっているのです。
時には同じ被災者なのに、役場職員だからと言う事だけで、一般(町民)の人から罵声を浴びる事もあるのです。
 こんな悲しい事があっていいのでしょうか?
今こそ官民が力を合わせて立ち上がるべき時なのに、『政治主導』を標榜して中央官僚を使いこなせられない民主党政権は、地に涙している民衆を見るべきです。
 
 それにしても、あまりに悲し過ぎます。
国民が選択した2年前の政権交代は、一体何だっとのでしょうか?
私は当初から、自民党亜流政権と思ってきましたが、それ以上の統治能力の無さが明らかになってきました。

 このブログをお読みの方達に、心から訴えます。
『政治とは誰がためにあるのでしょうか?』と。
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