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私のホームページ 『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』



mati-byouin.jpg 【夫が通院している病院。眺望抜群の良い病院ですよ。】
 
 今日(11月20日)金曜日は、一か月前に予約していた夫の大腸(直腸)検査の日です。
開院時間ちょうどに、予約していた病院に到着しました。

 夫は以前から胃(十二指腸潰瘍の既往歴は数知れず)と腸(腸閉塞歴あり)の不調を訴えていて、掛り付けの総合病院から検査を勧められていたのです。
 今日が金曜日のせいだから、と言えないのかも知れませんが、病院は普段より大分空いていました。
ですから、予約していた通りに手続きがスムースに終わり、9時少し前から検査の準備に入りました。

 
夫は検査室に呼ばれ(もちろん私は介助ですから同行)、検査前に腸内をきれいにするための下剤
を、看護師さんの指示通りに飲み始めました。
 私も経験があり、ですから経験のある方ならお分かりと想いますが、2ℓも飲むのはいくら分散して(一回300cc位)飲むとはいえ、けっこう苦しいものです。
 ですが夫は、前にも何回か経験しているせいか、あたかもビールを呑むように『ごくり・ごくり』と「あっ」と言う間に飲み干したのです。
これには、場慣れした看護師さんも目を『パチクリ』していましたっけ。
【写真=検査前に飲まされる下剤】nif21[1]

 
 下剤を飲み終わったのが10時15分頃でしたが、普通の人であればその時間には、2・3度トイレに行っていてもおかしくないはずなのです。
 さすがに看護師さんも気になってか「トイレには何度行きましたか?」と夫に問いかけます。
しかし夫の答えは簡単なもので「全く何も催さないですね、第一、下剤が胃に滞留していて十二指腸を通過していないですよ」と言って、『ポッコリ』膨らんだ胃の部分をシャツをめくって見せたのです。
「おかしいですね?もう少し様子を見ましょう」と看護師さん。

 11時になり看護師さんも、夫の体の異常な無反応を見て、ドクターに相談に行きました。
「これから浣腸をしますね、500ccですから我慢出来なくなる可能性がありますので、ベッド上でしますので用心のために」と言って、夫にオムツをしたのです。
 夫は「もし催してもトイレまでなら我慢できるよ」と口では言っていましたが、非常に永い入院歴(通算10年以上)があるせいか、看護師さんには逆らいませんでした。
 しかし小声で「無駄な事をやるっちゃなぁ、だいたい下剤が胃袋にあるんだから浣腸なんて無意味だと想わないか?」と私に言うので、私はあいまいに「えぇそうね」と答えるしかありません。

 浣腸剤注入後トイレに行きましたが、夫は車椅子に座ったままで時間が経過したのです。
時々、看護師さんが様子を見に来て、一度は「阿部さん、便座に座ったら催すかも知れませんから、便座に移動して下さい」と言いましたが、夫は「便座でも車椅子でも、体位は同じようなものだから無意味ですよ」と言いながらも指示に従い、便座に移動したのです。
 5分位そのままでしたが、夫の痛み(元々の障害)が増幅して来て車椅子に戻りました。
車椅子は『リクライニンブ、ティルティング、エレベーテング機能』の付いた、夫に優しい仕様になっています。
                           【写真=夫の愛車】kuruma-isu.jpg


 やがて12時をだいぶ回ってから、ドクターが私達のいるトイレに来ました。
ドクターは夫の腹部に聴診器をあてがい、そして「レントゲンを撮りましょう」と言いました。
 レントゲンを撮り、13時半頃に院長先生から説明がありました。
「残念ながら、このままでは検査も治療も不可能です。入院しますか?」とレントゲン写真を診ながら言いましたが、夫は即座に「いいえ、このまま家に帰らせて下さい」と言ったのです。

 先にも少し書きましたが、夫は永い入院生活を経験していて、入院には相当飽き飽きしていて、昨年も別の病院に入院した際に、完治前(腎炎)にも関わらず退院した人です。
 私は傍にいながら何もできず(夫に言葉をかける事も、当然励ます事さえ)無力感でいっぱいで、夫の決断を黙って受け入れるしか方法がありませんでした。

 結局、朝の8時半から昼過ぎの1時40分まで病院にいましたが、夫は2ℓの下剤と500ccの浣腸剤を体内に取り込んで、『パンパン』のお腹での帰宅となりました。
 家に帰り夫はすぐベッドに入りました。
自宅のベッドが夫の体(体位にも)に一番合っていて、さすがの夫(我慢強いのです)も疲労からと言うより、徒労感から『ぐったり』として目をつむってしまいました。
私のかける言葉に「あぁ」と答えるだけです。

 普段から痛みに耐えている夫。
痛みを緩和するため脊髄と腹部に器械が入っていて、その上『モルヒネ』を服用している夫。
毎日飲む薬は13種に及ぶ。
でも妻である私でも夫の痛みは共有できないし、見守る事と多少のお世話しか出来ない悔しさ。

「俺みたいなのは早くくたばった方がいいんだなぁ・・・failedback syndromeかぁ」と夫は小さな声で独り言?
    ・・・・・・・・・
「そんな事を言わないで・・・」私も小声。

 こんな日の即効性のある特効薬は、子供たち(長男・長女・次男)からか夫の姉(塩釜市在住)から、メールや電話が来る事。
すると夫は多少なりとも元気を取り戻すのが常なのですが・・・・・。

そうだわ、こっそり下工作をしてみようかしら・・・!?
 
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