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 「あぁ、疲れたわ」が、今の私の気持ちです。
16日から今日(18日)までの3日間の東京出張は疲れました。

 16日朝7時に自宅を出発し、東京へと向かいました。
『第7回全国原子力発電所立地議会サミット』に出席するためでした。
国の説明を聴き分科会に出席し、原発関連の企業の視察など、濃密だけれど慌ただしい3日間でした。

 家を出る前に3日間分の夫の食事を用意したものの、以前、東京出張中に夫が急病になり、夫自ら119番通報して入院した過去が、厭でも私の脳裏をよぎりました。
 その時は、私たち夫婦の仲人をしてくれ懇意にして下さっている奥さんが、何から何まで夫の世話をして下さり、私の不在を何とか凌いで下さいました。
そんな事を想い出しながら「どうか、何も夫の体に起こりませんように」と、車中で願っていましたが、むしろ祈りに近かったのかも知れません。

 東京や横浜と原発関連企業を訪問しましたが、内部の写真撮影は許可されず、説明を聞いても全てが頭に残った訳ではありません。
 夜、宿舎から夫に電話をして無事を確認して眠りに着くと、それこそ『泥のような眠り』に陥りました。
やはり、正直言えば私は田舎者です。
人と車の多さと、その喧騒に酔いかげんでした。
【私を出迎えてくれた、日日草とコスモスに心癒されて】
x-nichinichisou-100922.jpgx-cosmos-100922 (3)

 3日間の日程をこなし、帰って来ました。
家の前の海を観てほっとし、庭先の花に出迎えられて、気が抜けたような気分になりました。

 家に入って夫の部屋に入り自分では元気な様子を装い「ただいま、変わりなかった?ちゃんと食事は摂った?」と尋ねると、「あぁ、それより疲れたろ?そんな顔だぞ」と言われ、やっぱり夫を誤魔化せないと思い素直に、「えぇ、まぁ少しは」と答えたものの、私の顔には疲労の色が濃く顕れていたに違いありません。
夫の視線が私の顔色を凝視するので、そう気付いたのです。

 「やっぱり家が良いなぁ」と私は思わず言っていました。
そう、大した財産もない我が家だけど、誰にも(夫にも)気兼ねする事のない空間で、障害者の夫を除けば私の天下です。

 ところが「実はな、ゆうべ右の横腹が以前のように痛み出して、119番するか迷ったんだ」と、夫がぼそりと言ったのです。
私はぶるっと身震いがしました。
 やっぱり夫を独りにして置くのは不安だと改めて思いましたが、私は公職にある身でそれは出来ません。
そんな私の気持ちを察してか、「大丈夫、おれの判断力はまだ衰えていないからな」と夫が言ってくれたので、少しは気持ちが楽になったのです。

 それにしても子どもたち3人がそれぞれ自立し、仙台、群馬、大阪と離れ離れになり、夫婦二人きりの世帯になって7年あまり。
 夫の両親も入れた7人家族だった頃が、今は無生に懐かしいけれど、それも今は昔、時は戻りません。
そして、子どもたち3人が揃う事も無くなって、もう9年にもなります。
【我が家の台所から観える、万石浦の風景】
3-我が家から観た万石浦


 しばし出張の様子を夫に話し、私は殊更元気な声で「直ぐ、食事作るから待っててね」、そう言って台所に立ちました。
台所の窓を少し開け海を眺めると、真っ暗な海に対岸の山が影絵のように映っていたのです。
その光景を観て、ほっとした心からか、身が崩れ落ちそうになりました。

 心の中で「やっぱりとっても疲れてるわ、夫もまぁまぁで安心したし、今夜は早く寝よう」と言い、台所の窓を閉めたのです。
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