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私のホームページ 『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』

簡単な自己紹介からしましょうね。
私は1956年誕生ですから、まぁ何と、既に五十路の坂を登っている最中です。
(誰ですか、「転げ落ちているんじゃないの?」って言うのは?なんて失礼な(笑)!
良いのですよ、本当の事ですから、全く気にしていません。

 
私は宮城県女川町で町議会議員をしていて、現在2期目です。
定数16人の内、女性は2人です。
 女性だからと云っても議会では格別なことは無く、男女間の差別などありません。
従って、出張の時などの部屋割りは別にして、後は一緒です。
 私のホームページに、活動記録が書いてありますので、
興味のある方は、是非そちらの方を覗いて見て下さい。
 
 今年になって何度めかの出張か忘れましたが、11月4日から6日までの2泊3日の日程で、愛媛県 伊方町に行って来ました。
伊方原発の視察・研修のためです。
 【伊方原発】ではプルサーマル計画が進行中で、我が女川町も同じです。
しかし【伊方原発】や【浜岡原発=静岡県】の方が先行していて、九州電力の玄海原発ではすでにプルサーマルが始まっています。(下の写真は【伊方原発】。遠くからしか撮影出来ませんでした)
09-11-5-ikata-genpatu-1 -1


 女川町議会では当初、【玄海原発】の視察を検討しましたが、先方の都合で無理な状況となり、国内で先行する【伊方原発】に決まった経緯があります。
 しかし、いかに交通が昔に比べて発達しているとはいえ、さすがに東北の片田舎から四国の松山までは、遠い道のりですね。
朝7時に女川町を出発し、バスや飛行機を乗り継いで、松山に着いたのは午後4時を回っていたのですから。
            ANAボンバルディア

             (写真上=大阪→松山 全日空ボンバルディア機)
 さて私達夫婦の話しです。
宿のお風呂に入り、ほっと一息入れてから、夫に電話をしました。
 家を出る前に、夫の食事を作ってきましたが(サンドイッチや夫の好物の茹で卵や、おでんやカレーなど)、夫は50代前半に要介護2の重い身体障害者になったので心配です。
身の回りはある程度出来ますが(主に上半身)、独りにするのは、やはり心が引けます。
 「プルルー プルルー 」と何度かコール音が私の耳に響きますが、夫は出てくれません。

私の脳裏に、昨年私が東京出張中に夫が腎臓の急病になり、独りで救急車を呼んで入院した悪夢が甦ります。
あの時、夫の痛みは、まだ私が家を出る7時前より大分早い、午前4時頃から始まっていたそうです。
しかし出張に出る私を考えて、じっと我慢していたと言うのです。
「申し訳なかったな」そんな事を考える。

 5回、10回、まだ出てくれません。
夫用の電話は、夫のベッドの枕もとに置いてあり、夫が手を伸ばさないで届く所にあります。
何だか、不吉な想いがします。
10何回目のコール音の後、「カチャ」と受話器をとる音がしました。
 
 「はい阿部です」夫のいつもと変わらぬ声が聞こえてきました。
私は一瞬、気が抜けた気持ちになり、そして安心しました。
「ごめん連絡が遅くなって・・」と私。「いや、大丈夫だよ、疲れたろ?」と夫。

 夫の最大の趣味は、新聞を片隅まで読む事です。
「今日、女川町や石巻市でなんかあった?「いや格別なんも」「そう、ちゃんとご飯食べた?」「あぁ」「じゃ明日また電話するね」「あぁ」「お休みなさい」「あぁ」。
夫は「あぁ」ばかりだけど、それで良いのです。

 2泊3日の出張を終え、家に着いてすぐ夫の部屋へ。
「ただいま」
「あぁ」
やっぱり「あぁ」だけで、迎えてくれたのです。
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